郡上八幡川合東部地元加工品販売@11月17日(土)アクティブG物産展

<八幡町川合東部地域より販売品と地域のご紹介>


郡上八幡からすぐ北に位置する自然豊かな里山・川合東部地域からは、地元で採れたふきやえごまといった地域特産品を加工した「きゃらぶき」や「ふきのとうみそ」などをはじめ、ピリ辛に隠れた旨味がたまらない郡上名産の「なんばん煮」(隊員イチオシ☆)といった田舎の味をみなさんにお届けします。

 

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川合東部は八幡町の城下から北へ約2kmほどのところから小駄良川沿って南北に約10km続く地域です。この地域は標高が250〜600m程度のいわゆる中山間地域で、1日の気温変化が大きく、また日照時間も平地に比べると短いです。

 

現在川合東部の農家さんではこのような気候特性を活かして、休耕田を活用したふきやえごまの栽培に積極的に取り組んでいます。そして生産されたふきやえごまの多くは、食品の製造・販売を行う「(株)郡上八幡土里夢」へ出荷し、今回販売するような商品へと加工・販売しています。

 

(株)郡上八幡土里夢は地域の女性が中心となって結成した会社であり、「地域の皆さまと歩む会社」を理念にし、地元の味を大切することや農産物を作る人に喜びを提供することをモットーとした、まさに地域に根ざした会社です。

土里夢の会社紹介をする際に従業員の多くは70歳以上、とお話しすると驚かれることが多いのですが、昔ながらの味を守り抜くのに欠かせない人材構成だと思います。

そして何より、あらためて年齢を言われなければわからないくらい従業員のみなさんのエネルギーにはいつも驚かされます。

 

川合東部地域ではこのように生産者と加工販売者が協力する形で第6次産業に地域を挙げて取り組んでいます。素朴だけれど落ち着く、そしてなんだか癖になる。そんな田舎の味にぜひ触れてみてください。

 

ちなみに、この地域はかつて白山信仰の参拝者たちが白山に向かう際に通っていた旧街道にあたり、郡上一揆の盟約が交わされた場所南宮神社や白山神社などの多くの歴史的遺産があります。

 

 

郡上一揆は江戸時代唯一農民が勝利を手にした一揆とも伝えられていて、その逸話はなんと「郡上一揆」というタイトルで実は映画化もされています。

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山水と田園が織りなす景色はまさに日本の原風景。
郡上八幡にお越しの際は少し足を伸ばして川合東部にも寄っていただけたら嬉しいです。

 

 

それでは当日皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

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