白鳥踊り保存会による白鳥踊りの実演@11月17日岐阜駅アクティブG

11月17日(土)開催の郡上市物産展「郡上目利きの旅商い」では物産展に加えてワークショップや踊りの実演も実施します!今回は白鳥おどり実演のご紹介です!

 

白鳥おどり保存会 出演は15時と17時の二回です。下駄もOKです♪ もちろん参加型です、保存会の方も教えてくれますので安心して輪の中へどうぞ

 

白 鳥 お ど り

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そのむかし、白山信仰の里として栄えた「しろとり」は、上り千人、下り千人と多くの参拝者が行き交い、白山を囲む広い地域の人々がそこに集い、民謡やおどりの情報交換がおこなわれるなか、白鳥の地で「場所踊り」が生まれた。

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その後、「場所踊り」を中心に多くの唄と踊りが生まれ、神社の拝殿や庄屋さんの軒先などで踊られ、村々に伝わり、「白鳥(しろとり)の拝殿(はいでん)踊り」として、約400年間踊り唄いつがれてきたと伝えられている。

 

この踊りは、国選択無形文化財と地域伝統芸能大賞を受けている踊りで、神社の拝殿にきりこ灯籠を吊り下げ、下駄を踏み鳴らし、その音で調子を取りながら踊った昔ながらの素朴で、自然で、どこか懐かしさを感じる踊りである。

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昭和初期になると、この拝殿踊りに、太鼓、三味線、笛のおはやしを入れ、街中で屋台を囲んで踊る「白鳥おどり」となり、観光的なおどりとして、素朴な匂いを残しながら、ゆったりとした曲からテンポが速く躍動的な踊りで、若者をはじめ、踊り好きな人々を魅了する、「奥美濃しろとり」の夏の風物詩として踊り唄い伝えられている。

毎年7月下旬から8月下旬まで、白鳥の街の中に踊り屋台を引き出し、夜毎に場所を変えながら、「源助さん」「シッチョイ」「世栄」「猫の子」「神代」「八ッ坂」「老坂」「さのさ」の8曲を踊る。

 

特に8月のお盆の3日間(13日、14日、15日)は「徹夜踊り」として、キリコ灯籠が照らし出す屋台と、人々の熱い息づかいの中、東の空がうっすらと明けるまで踊り明かす。

 

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