講演紹介:郡上目利きの旅商い@岐阜駅アクティブG

11月17日(土)開催の郡上市物産展「郡上目利きの旅商い」では物産展に加えてワークショップや踊りの実演も実施します!今回は郡上を中心に活動されている語り部、古謡伝承者、井上博斗氏の講演のご紹介です!

秋、踊り恋しやのあなたはもちろん

 芸術に学び(あそび)に深まる唄ごころ 井上博斗氏のご登場!14時からです。

 

 民謡といわれるような土地の唄には、一人だけで歌うものより、音頭をとる者の文句(歌詞)を反復する「返し」や、やれ、ほい、どっこいさ、といった「合いの手」が入るものがほとんどです。それは土地の唄が、人の寄り合いや共同作業、遊びや神事の時に歌われるものだったからでしょう。

 

このたびは、今も歌い継がれている郡上の祝い唄、作業唄、踊り唄、わらべうたを紹介します。美並村の筏流し唄や茶摘み唄、石徹白村の粉ひき唄、高鷲村のわらべうた「げんげんばらばら」と八幡の踊り唄「げんばらばら」、白鳥の拝殿踊り唄、そして郡上一円で歌われる祝い唄「伊勢音頭」や「石盤かち」など、かつての郡上郡をめぐる土地の唄を、どうぞお楽しみください。

 

また、一緒に「合いの手」を入れることにもチャレンジしてみましょう。

井上博斗(いのうえひろと)

 

1983年香川県生まれ。2010年より岐阜県郡上八幡を拠点に、郡上のわらべうた、作業唄、踊り唄、祝い唄の採集と伝承をライフワークとする。2013年より「土地と人間の関係を音楽でとらえなおすこと」を理念として世界各地の民族音楽を招へいする「郡上八幡音楽祭」を毎夏プロデュース、主催。2015年より「かつてと明日のアタリマエ」を創造する「町家オイデナーレ in 郡上八幡」を企画。

 

語り、うたい、書く営みを通して、日本各地で講演・出演・イベント企画、うたのワークショップを展開している。